自分の部屋が汚いことを気にしつつも、なかなか掃除ができない人はいませんか。
「もうちょっとで引っ越しなのに、部屋が汚すぎて掃除するのも億劫」
「退去時に高額な費用を請求されたらどうしよう」
このような不安を抱えている人も多いのではないでしょうか。
この記事では、汚部屋の退去時の費用を抑えるための具体的な方法と対策を紹介します。

□汚部屋をそのまま退去すると高額費用に？

アパートを汚いまま退去すると、高額な退去費用を請求される可能性が高いです。
なぜなら、部屋を借りている人には「原状回復義務」と呼ばれる、部屋を入居時の状態に戻す義務があるからです。

＊部屋の汚れや損傷のレベルと退去費用への影響

汚部屋をそのまま退去すると、高額な退去費用を請求される可能性が高いです。
例えば、以下のような状況は高額な請求につながりやすいでしょう。

・ 床や壁に付着した汚れが酷い
・ 家具や家電の置きっぱなしで、部屋が狭くなっている
・ ゴミが散乱している
・ ペットの飼育によって、床や壁に傷や汚れが付いている
・ タバコの煙で黄ばんでいる
・ カビが発生している
・ 水回り(トイレ、お風呂、キッチン)が汚い
・ 排水溝が詰まっている

これらの汚れは、通常の清掃では落とすことができず、専門業者に依頼する必要があるため、費用が高額になります。
対策として、退去前に可能な範囲で掃除をしておきましょう。
掃除ができない場合は、個人で専門業者に依頼することも検討しましょう。

＊退去費用とは？

退去費用とは、部屋を元に戻すための「原状回復費用」と、クリーニング代などの「契約書の特約に記載された費用」の合計額です。
部屋の汚れや損傷が少なければ、敷金だけでまかなえる場合もあります。
しかし、汚れや損傷がひどい場合は、敷金以上の金額が必要となり、退去費用が発生します。

□退去費用を安く抑えるための3つの方法

賃貸物件を退去する際に発生する費用を安く抑えるには、以下の3つの方法があります。

1:誠意を持って大家に交渉する

退去費用が妥当かどうか、大家に相談してみましょう。
大家も人ですから、誠意をもって謝罪の意思を伝えれば、安くしてくれる可能性があります。
また、事前に話しあうことによって、トラブル防止にもなります。
ただし、交渉が通らなかった場合は、素直に支払うようにしましょう。

2:ガイドラインに沿って原状回復費用を支払う

国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に、原状回復費用を支払うようにしましょう。
ガイドラインに沿って交渉することで、不当な請求を避けられます。

3: 火災保険を活用する

火災保険は、災害だけでなく、部屋の損傷に対する修繕にも適用できる場合があります。
火災保険に加入している場合は、保険会社に相談してみましょう。

□まとめ

汚部屋をそのまま退去すると、高額な退去費用を請求される可能性が高いです。
退去費用を安く抑えるためには、事前にしっかりと掃除をしたり、大家さんと相談したりすることが大切です。
また、国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考に、不当な請求を避けるようにしましょう。
賃貸物件を退去する際には、費用だけでなく、トラブルを回避することも重要です。
事前に準備をしっかりと行い、スムーズな退去を目指しましょう。

当社ではゴミ屋敷のお片付けを行っておりますので、お困りごとがありましたら、ぜひ当社までお気軽にご相談ください。